ソフトバンクのタブレットセット割はライトプランとして定着して欲しい

iPad Airの発売に合わせてKDDIもソフトバンクも新たな料金プランを提示しました。KDDIがデータシェアプランとして月額1,368円を発表したのにあわせる形で、ソフトバンクもほぼ同額(合計1,365円)のプランをタブレットセット割として発表しています。

双方とも来年5月末まではスマートフォン、タブレット双方で7GB(合計14GB)のデータ通信が可能でこの月額料金です。6月以降はKDDIのデータシェアプランはスマートフォンとiPadで9GBまでをシェアできて1,368円、ソフトバンクはiPad側の上限が2GB、スマートフォン側が上限7GBとなり1,365円となります。

一見、ソフトバンクのプランの使い勝手が悪くなりそうな感じですが、iPadのデータ通信2GBで月額1,365円は意味のある料金だと思います。今までは7GB定額か従量制かしか選べなかったのですが、そこに2GB定額というプランが設定されたのは重要だと思います。

今後、タブレットだけでなくスマートフォンにも2GB定額の格安プランが波及すれば面白いと思います。ただ、キャリア側の営業面でなかなか格安プランが出にくい状況も事実です。そこで、なんらかの契約条件(家族の複数台利用や離れて暮らす両親と合わせて契約など)をつけて、2GBのライトプランが出てくる可能性は十分にあると思います。