Apple 川崎のオープンから1週間が経過し、新店舗も少し落ち着いてきたのではないでしょうか。これから年末年始にかけて多くのAppleファンが訪れることになりそうですが、私の関心はApple 川崎の次に移りつつあります。
新店舗か改装か
Appleは2018年に日本国内の直営店に関する方針を新たに策定(5カ年計画)し、新規出店や既存店舗の改装を進めていくとメディアの取材に答えていました。この間、Apple 新宿、Apple 京都、Apple 丸の内、Apple 川崎の新規オープン、Apple 福岡の移転、Apple 渋谷の大規模改装、Apple 表参道の改装、Apple 仙台一番町の閉鎖が実施され、2年で国内の直営店網は一変しました。
しかし5カ年計画3年目にあたる2020年にAppleが新たに店舗を新設する気配はありません。新店舗の出店となれば1年以上前からスタッフ募集、周辺店舗の調査がおこなわれ、どこから情報が漏れてきます。また不動産取引や開発許可などの情報なども出てくるため、新店舗のオープンについてはかなりの精度で事前に察知されることになります。
また店舗の閉店を伴うような大規模改装の場合、閉店前に案内がでて、さらに閉店から1年近くかけて改装されることになります。そのためタイムテーブルを考えると2020年に単独路面店の出店や、大規模改装後のリニューアルオープンがある可能性はかなり低くなってきました。
モール内の店舗に期待
しかし全ての新店舗にオープンの前兆があったわけではありません。数年前から都内にApple Storeが出店されるという噂はあったものの、Apple 新宿の開業は具体的な噂や情報が全くない状態で突然告知されました。マルイ店内への出店ということもあり、不動産・開発関連の情報が事前に報じられることもありませんでした。
2020年内にもしApple Storeが出店されるとすれば、事前情報がなくても期待できるこのタイプの店舗になるのではないでしょうか。Apple 川崎のようなショッピングモール内への出店、Apple 新宿のような都心の商業施設への出店、2020年はこのタイプの店舗の新規出店に期待したいです。