本日、日本時間の深夜にiPad, iPad mini, MacBook ProなどAppleの新製品が発表される予定とされています。新型iPadやiPad miniにはもちろんiOS7が搭載され、文書作成アプリ（Pages）や表計算アプリ（Numbers）、プレゼンテーションアプリ（Kyenote）が無料で提供されます。iPadならBluetoothキーボードを使うことで、パソコンに近い作業も可能であり、もはや基本的なアプリにお金を払う時代ではないのかもしれません。
これ以外にもiPadやiPad miniでもiPhotoやiMovieなどのアプリも無料で提供されることになりそうで、一般に流通している無料アプリと組み合わせることでかなり高度なこともできてしまいます。
ではアプリを無料にしたAppleの収益源はどこに移るか、と考えるとやはりiCloudでしょう。これら無料アプリをしっかり使い込むとiCloudの無料分5GBでは到底足らなくなります。そこで利用するのが追加ストレージですが、10GBの追加で1,700円（新料金体系では2,000円？）からの設定になっています。
この追加ストレージ購入にどれだけの人を呼び込めるかが、アプリ無料化の成否を判断する材料になりそうです。さらに言えば、追加ストレージを購入するとApple製品以外が不便になってしまい、気がつけばiPhone, iPad, MacBookと揃えてしまっています。既に僕がそうなってしまっていて、次に買うノートブックもMacBook以外選択肢に入ってきません。
こうした囲い込みもiWork, iLifeアプリの無料かの背後にあるのは確実でしょう。