新型コロナウィルスの感染拡大をうけてAppleは6月に開催するWWDCをオンラインで実施すると告知しました。これまでのように会場に多数の参加者を集めて実施する形は取らず、「革新的な方法」で開催すると発表しています。
動画配信だけじゃない?
現在、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で世界中のイベントが中止、もしくはオンライン配信での開催へと切り替えられています。WWDCもオンライン配信での開催になるとは予想されていましたが、Appleは「革新的な方法」で開催すると発表しており、単なるライブ動画配信にとどまらないWWDCの形を示唆しています。
Appleは開催方法の詳細は数週間以内に発表するとしていますが、最近Appleが注力しているARをライブ配信と組み合わせるのかもしれません。またこれまでのWWDCのような参加者同士のコミュニケーションをオンラインでも可能にするようなSNSとの連携や独自のコミュニケーションツールの提供などがあるのかもしれません。
新型コロナウィルスの感染拡大はいつ収束するか予想ができない状況にありますが、現在のような非常に困難な状況下におけるAppleの取り組みが、新たなイベントの形を提示を提示し収束後の新しい世界の第一歩となるのではないかと期待しています。