流出したとされるwatchOS 7、iOS 14のソースコードから、子供向けのアクティビティリングの存在が確認されたとアメリカのネットメディアが報じています(iOS 14 code reveals updated Activity rings for Apple Watch in upcoming kids mode on watchOS 7)。この情報が正しければ、子供がiPhoneを持っていなくても親のiPhoneとペアリングさせることでApple Watchが使えるようになるようです。
健康とワークアウトを管理
最近の子供は早くからスマートフォンを使うとは言われており、実際に中学生くらいの子供たちがスマホで遊んでいる姿はよく見かけます。それでもまだApple Watchを使っている子供を見たことはありません。しかしwatchOS 7の新機能次第ではこれが大きく変わるかもしれません。
流出したwatchOS 7のソースコードから、保護者のiPhoneとペアリングさせることで、iPhoneを持っていない子供でもApple Watchを使えるようになるとしています。子供用のアクティビティリングが用意され、おそらくヘルスケアアプリも子供のアカウントを管理できるようになるのでしょう。
Apple Watchには様々な健康管理機能がついており、子供でもApple Watchをつけることで体調の変化をいち早く察知できる可能性はあります。特に健康状態に不安のある子供にとって安心を与えてくれるデバイスになるのかもしれません。またワークアウト管理もApple Watchの主要な機能であり、中学生くらいからはトレーニングの効率化やオーバートレーニングの防止などに貢献する可能性は大いに考えられます。
対象機種はSeries 3以降?
現時点の情報ではこの秋公開されるとされるwatchOS 7はApple Watch Series 3以降の機種に対応するとされています。そのため親が使っていた古いApple Watchでは使えない可能性はあります。とはいえApple Watch Series 3は税別19,800円から販売されており、本気でトレーニングを積みたいジュニア選手にとって手の届かない製品ではありません。
子供向けのアクティビティリングの存在が確認されたことで、AppleがApple Watchのユーザー層を広げようとしているのは確実でしょう。今後、Apple Watchの可能性がさらに広がることに期待したいと思います。