昨年発売されたAirPods Proはノイズキャンセリング機能を搭載したカナル型イヤホンで、周囲の環境音を遮断して音楽に没頭できる非常に優秀なイヤホンです。しかし私は状況によってAirPodsも使っています。
装着感の違い
初代AirPodsは完全ワイヤレスイヤホンの標準となったイヤホンで既に多くのメディア、ユーザーから高い評価を得ています。音質は標準的とされるのですが、本体の軽さと軽快な装着感が相まって、着けていることを忘れそうになる快適な装着感を実現しています。一方でAirPods Proはしっかり耳に押し込むように装着し、周囲の環境と耳の内部を隔絶するような感覚です。ノイズキャンセリング機能を効かせればこの隔絶感は一層強くなり、ガッチリ装着しているという印象を受けます。
なのでコーヒーショップなどで音楽を聴きながらMacで作業するときなんかは周囲の音を消すためにもAirPods Proを使います。作業中は周囲の音が耳に届かなくなり、集中してMacでの作業に取り組めます。一方で屋外での作業中に音楽やPodcastを再生する時、ジョギングやウォーキング中に音楽を聴く場合は、周囲の音を聞く必要があるケースもあるためAirPodsを使っています。AirPods Proには外部の音を取り込むモードもあるのですが、それを使うなら装着していることを忘れるくらい装着感がいいAirPodsを使います。
個人的な感想ではあるのですがAirPodsとAirPods Proは全く別のワイヤレスイヤホンであり、AirPods ProがあればAirPdosが不要になるかといえばそうではなく、これからもAirPodsは現役で頑張ってくれると思います。ただ発売日に購入したAirPodsのバッテリーはかなり消耗しており、近い将来買い替えが必要になるでしょう。それでもAirPdos ProとAirPodsを併用していきたいと思えるほど2台の使い分けは快適です。