Apple Watchのファミリー共有機能を使ってる人ってどのくらいいるんだろう?

AppleはApple WatchをiPhoneを持たない子供でも家族と一緒に使えるファミリー共有機能を発表しました。しかし利用のハードルは高く、また利用シーンは限られていて、実際に使っている人はどのくらいいるのか疑問ではあります。

セルラーモデルをauで契約

まずApple Watchのファミリー共有機能を使うには共有するApple Watchがセルラーモデルである必要があり、また日本ではauと通信契約を結ぶ必要があります。同様にセルラーモデルでの通信サービスを提供しているソフトバンク、ドコモで契約できないのは利用拡大の大きな妨げになっているのは確実です。

Apple Watchのセルラーモデルは比較的高額であり、それを子供の限定された用途のために購入するのがまず一つ目のハードルになるでしょう。諸々の条件が揃い、子供にファミリー共有設定済みのApple Watchを持たすことができたとしても、それを小中学生くらいの年齢の子供が毎日つけてくれるかもわかりません

仮に子供が日常的にApple Watchをつけるとしても、学校への持ち込みは大きな問題になるでしょう。スマートフォンの所持を認めている学校でも、校内では電源を切るなどのルールがある場合が多く、日中の大半の時間でApple Watchの電源を切ることになりそうです。これではApple Watchを付けるメリットが殆どなくなってしまいます。

これらの問題、課題を乗り越えた上でApple Watchのファミリー共有機能を使ってる人ってどのくらいいるのでしょうか。子供でもApple Watchを使うことでメリットがあるのは確実ですが、まだまだ気軽にファミリー共有機能を使う環境は整っていないと思います。