次期Apple Watchに血糖値センサー搭載?

Apple Watchは本日深夜(明日未明)に公開予定のwatchOS 7.3心電図の記録や不規則な心拍の通知が可能になるなど、健康管理に欠かせないものになりつつあります。そのApple WatchがSeries 7でさらに進化するかもと報じられています。

針を使わず測定

Apple Watchで血糖値を測定するというプロジェクトは数年前から進められてきており、研究が行われていることはAppleも公表しています。ただ光学センサーで正確な血糖値を測定する技術は発展途上であり、近年になってようやく実用化への道筋が見えてきた段階です。

その血糖値センサーがApple Watch Series 7に搭載されると一部ネットメディアが報じています。これが実現すれば、技術的に画期的なことであり、ユーザーの健康管理にApple Watchはさらに重要な役割を果たすことになるはずです。

血糖値は生活習慣病の指標ともなる数値であり、この管理が健康維持に重要なのは既に知られています。ただ血糖値の測定には血液採取が必要であり、日々の変化を記録することは多大な労力を要する作業になります。これがApple Watchで可能になれば、生活習慣病の予防などで大きな一歩になるのは間違いありません。

エクササイズ管理にも

気軽に血糖値が測定できるとすれば、健康管理以外にもエクササイズ時の利用も想定できます。運動中に血糖値が下がりすぎると、判断力が落ち、さらに進むと体が全く動かなくなることもあります。そうした事態に陥ることを事前に防ぐようApple Watchが測定した血糖値をもとに通知を出すことで、安全なエクササイズが可能になるはずです。

Apple Watch Series 7から血糖値センサー搭載という報道は、現時点では信憑性があまり高くない印象です。しかし中年になり、生活習慣病と向き合いながら生活している私としては、かなり期待したいと思っています。