2016年にApple Payが日本でも使えるようになった時から指摘されていたApple Pay(Suica)の欠点が3月21日に解消されます。
Android機種への移行
Apple Payに登録したSuicaはiPhone同士だとカードの移行はできたのですが、Android機種に移行させることはできません。そのため定期券を含むSuicaをApple Payに登録した場合など、機種変更時に不便を強いられることがありました。この不便さはApple Payが日本で使えるようになって以来続いていたのですが、3月21日に実施されるモバイルSuicaのリニューアルで解消されることが判明しました。
Suicaを運営するJR東日本は本日付で3月21日にモバイルSuica(Apple Payを含む)のリニューアルを実施すると発表しています。その中にiOSとAndroidを跨いだSuicaカードの移行への対応も含まれており、残高情報や定期券情報を持たせたまま、異なるOSの機種間でカード移行が双方向でできるようになります。
普段から複数の機種を使い分けるユーザーやiOS、Androidに拘らずに柔軟に機種変更をするユーザーにとって便利さが向上(不便さが解消)することは間違いありません。もう少し早く対応して欲しかったとは思うのですが、これでひとまずApple Pay開始以来の不便さが解消され、また一歩便利なモバイル決済に近づいたと言っていいでしょう。