Swift Playgroudsはあまり話題にならない… 全て英語で日本語未対応だからか?

Appleは2016年のWWDCでiOS 10で使えるプログラミング学習ツール「Swift Playgrouds」を発表しました。しかしiOS 10のリリース時にもこのSwift Playgroudsはあまり話題になりませんでした。日本の義務教育にプログラミングの学習を組み込むという議論は活発ですが、このようなツールで学習しよう、子供に教えようという機運はあまり高まっていない気がします。

Swift Playgrouds

英語のみなのが難関か

Swift Playgroudsではパズルを解く感覚でプログラミングの初歩、そしてもう少し先の内容までが学べます。このアプリでの学習内容は「右、左」が概念的に理解できる4歳、5歳くらいから遊べる(利用できる)レベルです。しかしアプリ内は全て英語表記です。内容は簡単なのですが、説明は全て英語で日本での利用のハードルになっているかもしれません。

Swift Playgrouds

もしSwift Playgroudsで子供がプログラミングを学ぶなら大人が隣にいて、課題ごとに子供に説明する必要がありそうです。プログラミング自体が英語をベースにしているので、英語を同時に学べるのはいいのかもしれませんが、そんなことができる子供は少数でしょう。日本語にも対応してくれれば、もっと利用者が増えると思います。

Playgroudsは大人にも有用

これまでプログラミングとは無縁だった大人にもSwift Playgroudsは有用だと思われます。プログラミングを職業にする人だけでなく、社会人の一般教養としてプログラム言語的な思考は必要な時代になっています。身の回りに溢れるプログラムで動くものの中身を垣間見るため、またはプログラミング的な思考の概要を理解するためにもSwift Plyagroudsは使えそうです。

Swift Playgrouds

大人だとこのアプリの英語くらいなら何とかなります。iOS 10がインストールできるiPadなら無料でインストールできます。あまり話題にはなっていないので、僕も試しに触れている程度ですが、こういう学習方法もあるのかと感心しています。ぜひ子供にやらせてみたいのですが、やはり英語をどう克服するかが難しそうです。

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