iOS 10.2の開発は順調 スクショは無音化、シャッター音は小さく?

iOS 10.2のベータ版(Beta3)が開発者向けにリリースされています。順調にベータ版の更新が進んでおり、このペースでいけば12月上旬には正式版のiOS 10.2がリリースされるのではないでしょうか。

iOS 10

シャッター音、スクショ音に変化?

すでに開発者やベータテスターがiOS 10.2のベータ版を実機でためしているのですが、漏れ伝わってくる情報によるとスクリーンショット時に鳴る「カシャ」って音は音量の調節と無音化が可能なようです。またシャッター音もiOS 10からかなり大きくなっていたのですが、iOS 10.2からは以前の音量に戻ったようです。

消音

まだベータ版なので正式版がどのような仕様で公開されるかは流動的ですが、批判の大きかったスクショ音、シャッター音に関して、何らかの改善が施されているなら大歓迎です。シャッター音が無音にできる裏技を使うために、まだiOS 10.1にアップデートしていないユーザーも多くいそうです。そうしたユーザーに対して、iOS 10.2はある程度の解決策を提示できるのではないでしょうか。

iOS 10.2では絵文字も増える

moma

iOS 10.2ではiPhoneで使える絵文字が増えるのも一つの特徴とされています。絵文字は日本のケータイでのコミュニケーションで生まれ、その後世界に普及した一つの文化です。iモードに搭載された初期の絵文字はニューヨーク近代美術館の「所蔵品」にもなりました。それがiPhoneなどのスマートフォンで発展を遂げて現在に至ります。

既に日本だけのものではなくなった絵文字が世界の文化と融合していく過程で、どのように発展するかは興味深いところです。おそらく絵文字は日本人が想像していなかったような形に変わっていくのでしょう。少し寂しい気もしますが、エキサイティングなことだとは思います。iOS 10.2でも絵文字はほんの少し進化しており、エキサイティングな変化の一部を担っているのかもしれません。

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