Appleはかねてから紛失防止タグの開発を進めているとされます。商品名はAirTagになると具体的な情報が出てきてから長い時間が経過しているのですが、いよいよ3月16日に開催（と噂）されるAppleのイベントで発表との情報が出てきました。
画期的な機能は？
Appleが開発を進めているとされる紛失防止タグはそれほど複雑な製品ではなく、すでに多くのメーカーから探し物を発見するための便利アイテムとして販売されています。この分野にAppleが参入するとするなら、何か画期的な機能が追加されるのではないかと期待されています。しかしその機能についてはなんら具体的な情報はなく、現時点で予想されているAirTagはごく一般的な紛失防止タグにとどまっています。
一方で他社が製造する紛失防止タグの位置情報などを「探す」アプリ上に表示する機能はすでに最新のiOSに実装されており、Appleが認定する対応製品を登録できるようになっています。他社を巻き込むことで多種多様な製品が対応していくことが期待されており、「探す」アプリで複数の紛失防止タグを一括して管理できるようになりそうです。
普段から紛失防止タグを使っている私も、Appleが発表するAirTagよりも「探す」アプリに多数の製品が対応していくことに期待したいと思っています。仮にAirTagが発表されるとしても、Appleが「探す」アプリに対応するために必要な標準的な機能や性能を提示するような製品になりそうな気がします。
なお今回、AirTagが発表されるイベントが3月16日に開催されるとの噂はまだまだ具体的な情報ではありません。ただ例年Appleは3月に発表イベントを開催するので、新しいiPad（iPad mini）と合わせて発表されるのではないかと推測されています。