3月23日(日本時間3月24日)にAppleが新製品発表イベントを開催する。この情報は噂とはいえ、多くのメディアが報じたことから信憑性の高い情報として扱われてきました。しかしこれはAppleが内部の情報漏洩者を探すための偽情報だったとの憶測が広がっています。
リーク対策の一環?
Appleの新製品に関する情報は世界中の消費者の興味を惹くため、一部メディアは内部の情報源から秘密裏に情報を得る努力を続けています(内部から情報を得られる人物を記者として採用しているメディアもあります)。しかしAppleとしては新製品のプロモーションを効率的に行う意味でも、情報をコントロールする必要があり、リークを未然に防ぐ努力は怠っていません。
今回の「3月23日にイベントが開催される」という情報は内部からの情報として「事情通」とされる人々がSNSなどで拡散しました。中にはこれまで正確な情報を提供してきた人物も含まれており、メディアなどはこの情報を信憑性の高いものとして扱っていました。しかし実際はAppleが内部の情報源を探す手掛かりを得るための偽情報だったとの憶測が広がっています。
もしAppleの内部の情報漏洩者発見作戦が成功すれば、これまで多くの情報を提供してきた「事情通」からは正確な情報が出て来なくなるでしょう。また情報を漏らしてきた人物はAppleから重い処分が課されるでしょう。Appleの新製品、新サービス情報に大きな転機が訪れそうです。ただ、これが偽情報だとする情報もどこまで信憑性があるかは不明です。