AirTagのファームウェア更新 警告音までの時間を調整

AppleはAirTagのファームウェアiPad miniをアップデートしています。アップデート前のファームウェアバージョンは「1.0.225」で、アップデート後は「1.0.276」となります。

自動更新

AirTagのファームウェアは手動で更新はできず、AirPodsのファームウェアのようにiPhoneの通信圏内にある時に自動でアップデートされる仕組みになっています。なのでアップデートやインストールを意識する必要はないのですが、新しい設定となったことは覚えておいた方がいいでしょう。

なおファームウェアの新バージョンは「1.0.276」となっています。確認は「探す」アプリから「持ち物を探す」タブを開き、自分で設定しているAirTagを選択します。そこでバッテリーマークのあたりをタップするとシリアル番号とファームウェアのバージョンが表示されます。上記写真は私のAirTagですが「1.0.225」となっているため、まだアップデートされていないことがわかります。

3日→8時間

一般的にApple製品のファームウェアのアップデートで更新内容がはっきりわかるケースは少ないのですが、今回はAirTagの重要な部分が変更になったことが明らかになっています。

AirTagは持ち主から離れると3日後に警告音が鳴る仕組みとなっています。これはAirTagを用いて誰かを追跡することを防ぐためなのですが、逆に言えば警告音なしに3日は追跡できるということでもありました。Appleは今回のアップデートでこの期間を8時間(〜24時間)に変更し、人の追跡をより難しくしています。

なお警告音は8時間後から24時間後までの間でランダムに鳴る仕組みとなっています。このランダムな時間設定も追跡を少しだけ難しくする工夫なのでしょう。