povo2.0、iPadをぜひ正式対応端末に

昨日から申し込みの始まったKDDIの新ブランド「povo2.0」ですが、現時点で対応端末にiPadは入っていません。端末側の操作でデータ通信が可能なことは確認されているのですが、あくまで非対応機種という位置付けに変わりません。しかしiPadのセルラー版の良さを多くの人が感じられるためにも、ぜひpovo2.0はiPadを正式に対応端末に加えて欲しいと考えます。

プロファイル設定でデータ通信はできる

iPadは現在、全ての機種がpovo2.0のサービスに対応していません。povo側が通信の検証をしていないためと思われ、ユーザーが自身でプロファイルを設定することでデータ通信が可能なことは確認されています。ただ、この手の使い方だと通信にどんな不具合があるかは不明で、さらに今後もずっと使えるかは定かではありません。ぜひpovo2.0にはiPadを正式に対応機種へと加えてもらいたいです。

povo2.0の最大の特徴である基本料金0円必要に応じてデータ通信量などを購入という方法はiPadと相性がいいはずです。普段は家のWi-Fiで使って基本料金0円で運用、たまに使う外出先でのネット接続のために、1日分、3日分などと小分けにしてpovo2.0のトッピングを買う。このような使い方ができれば、iPadを買うときにWi-Fiモデルではなくセルラーモデルを選択する人も増えるでしょう。

もちろんセルラーモデルでもiPhoneのインターネット共有機能(テザリング)を使うことでネット接続が可能なのですが、iPhone側でデータ通信料金を節約するプランに加入している場合はテザリングで大容量通信ができません。またiPhoneを持たずに外出するときにもiPadで通信ができるのは大きなメリットです。さらに言えばpovo2.0のデータ通信料金は割安で、通常のプランでセルラーモデルのiPadを使うよりも安くつくケースも多くなりそうです。何度も言いますが、povo2.0にはぜひiPadを正式に対応端末に加えて欲しいです。