今日のAppleによる四半期決算発表とその質疑応答によれば「魅力的な新商品を秋にリリース」というスケジュールが示されました(Cook promises ‘amazing’ Apple products in the fall)。また4月から6月の現四半期の売上計画はアナリストの予想を下回る水準で発表されています。
これらを総合すると、現四半期にiPhoneやiPadといった売れ筋商品の新機種は発表されず、その魅力的な商品の発表は秋頃になる、ということではないでしょうか。結局iPhoneは1年サイクルでの発表、iPadも前回のマイナーチェンジから1年程度での次期モデルの発表となるのでしょう。これは例年通りの間隔です。
それまではiOS7の機能概要発表やMacBook Air (Retina?)の発表/発売などがあると予想します。これら新商品や新OSは現在のAppleの事業構成からすれば業績に大きなインパクトのあるものではありませんが、Appleファンとしては注目に値するものと言えます。
なかでも直近で注目すべきはiOS7がどのようなコンセプトで開発されているか、でしょう。おそらくiPhone 5S発売直前にリリースされることになると思いますが、新機能は6月頃には発表されるのではないでしょうか。Facebook Homeに代表されるような、より深いレベルでディバイス(OS)と結びつくアプリを搭載できるようになるのでしょうか。非常に興味深いです。
ちなみにamazing productsをiWatchやiTVとする予測もあります。
Apple 2013第2四半期と上期の業績 |