Apple Watch Series 3、2022年内に販売終了へ

AppleはApple Watchのラインナップとして、Series 7SESeries 3を用意しています。それぞれ最新機能を搭載したSeries 7、スタンダードモデルのSE、廉価モデルのSeries 3として棲み分けているのですが、Series 3は性能的に限界に来ているようです。

2022年第3四半期に終了

Apple Watch Series 3は22,800円からという価格設定で、気軽にApple Watchを楽しめるモデルと位置付けられています。しかしSeries 3は性能面で見劣りするところが多く、実際にアプリの動作もかなり遅くなります。そのため気軽に楽しめるモデルといいつつ、価格で妥協して我慢して使うモデルになっているのが実情です。

こうした状況を受け、AppleはついにSeries 3の販売を終了するようですSeries 3では今年の秋に公開される予定のwatchOS 9を動かすのが難しくなるのがその原因と言われています。Series 3は画面も小さく、処理能力も低く、そろそろ限界が来ているのではとの大方の見方通り、いよいよ販売終了となるようです

後継機種は?

AppleがApple Watchを3モデル体制で販売するなら、Series 3の後継機種はSeries 4か5となるでしょう。しかしそれだとSEの立ち位置が不鮮明になります。2モデル体制へと移行するのか、それとも3モデルの構成(基本性能)を大幅に更新するのか、Appleがどのような決断をするのかは気になります。

ちなみに個人的な使用感で言えば、Apple Watch Series 3は反応も鈍く、アプリの立ち上がりも遅い、あまり使えない機種になっていました。それがSeries 4でかなり改善されてそれほど問題なく使えるようになり、Series 4を長く使った後にSeries 7を購入したのですが、Series 3 → Serie 4の改善ほどの大きな性能の変化は感じなかったです。それほどSeries 3はもっさりって感じでした。