Apple Watchの自己啓発セミナーみたいな機能 

先日、イライラしながら仕事をするでもなく、かといって休憩するでもなくって時にApple Watchに見慣れない通知がきて、自分を見つめ直すように促されました。

watchOS 8の新機能

watchOS 8から搭載されたマインドフルネスアプリは従来の呼吸アプリの機能に新たにリフレクト機能を付け加えたものになっています。呼吸もリフレクトもリラックスと集中力の向上を目的とした機能なのですが、リフレクト機能はユーザーに自分と向き合うよう要求してきます。

先日、Apple Watchに表示された通知には「今立ち向かっている試練と、それが自分の成長に役立つかについて考えてみましょう。」と表示されました。自己啓発セミナーみたいな見慣れないメッセージに戸惑いつつ、試しにApple Watchに表示される抽象的なアニメーションを見ながら1分間考えてみましたが、これだけで何か大きな変化を実感することはありませんでした。

マインドフルネスアプリの開発者は「呼吸とリフレクトは科学的な知見を基につくられています。毎日の生活にマインドフルネスを感じる時間を取り入れることが前向きな気持ち、あるいは周囲の人との関係を育みます。またその実践が精神的な健康に寄与することも様々な研究から明らかにされています」と説明しています。

どうやら精神的な健康を得るためには習慣的にこの自分と向き合う時間を確保する必要があるようです。ちなみにリフレクト機能は100種類以上のメッセージが用意されているようで、アプリで機能を立ち上げるごとにランダムに表示されるようです。