iPadOS 16は年内に新機能追加のアップデートを再び実施

本日リリースされたiPadOS 16.1にはさまざまな新機能が追加されていますが、iPadOS 16の全ての新機能が実装されたわけではありません。一部機能は今日の公開に間に合わず、「年内に登場」という形で積み残しになっています。

フリーボード

ホワイトボードにアイディアを書き合って、企画を練っていく昔ながらの打ち合わせスタイルをオンラインでできるようにするのがフリーボード機能です。白いキャンバスにメンバーが手書きメモや写真、動画を貼り付け、それら編集をリアルタイムで反映させてアイディアを共有します。またフリーボードを編集しながらFaceTimeでビデオ通話もでき、参加者がそれぞれ離れた場所にいても臨場感のある打ち合わせが可能になりそうです。

この機能はどこかうまくいかない部分があるのか、まだiPadOS 16.1には実装されませんでした。編集内容を複数のメンバーの端末にリアルタイムで反映させること、編集競合が起きた時の処理なんかは確かに難しい部分があるのかもしれません。いくつかの問題を解決したのち、年内(12月頃かな?)に登場する予定です。

ステージマネージャの外部ディスプレイ

今日公開されたiPadOS 16.1の目玉機能はなんといってもステージマネージャです。私もこの機能に慣れるべく、無理して使っている状態です。しかしこのステージマネージャはまだ完全な姿ではありません。当初、ステージマネージャはiPad(M1、M2チップ搭載モデル)とケーブルで接続された外部ディスプレイでも作動すると発表されていました。

どうも外部ディスプレイとiPad間のファイルのやり取りや外部ディスプレイで作動しないアプリがあるなど、現状ではあまり使い勝手のいい機能にはなっていないとされます。これらを改修した後、これも年内に登場とされ、おそらく12月頃に使えるようになるのでしょう。

これらを追加するiPadOSのアップデートは比較的規模が大きなものになりそうで、iPadOS 16.2として12月頃に公開されるのではないでしょうか。