Appleは2020年にM1チップ搭載のMac miniを発表しました。それから2年、M2チップが登場し、他の製品と同様にMac miniも更新されると予想されていたのですが、2022年11月時点で新しいMac miniが発表される気配はありません。このまま更新されずに消えていくのではないかと心配する声も出ています。(The Mac mini is in danger of becoming the next Apple product to die of neglect)
最初のM1チップ搭載機種に
Mac miniはエントリーユーザー向けのMacとして2005年に登場し、以降、1年から2年ごとにモデルチェンジしてきました。途中、2014年に登場したモデルが2018年まで更新されないという時期があったのですが、2020年にはAppleが開発したM1チップを最初に搭載する機種の一つとして新しいMac miniが登場しました。
M1モデルの登場で多くのユーザーはAppleはまだまだMac miniを大切な製品として捉えていると考えました。しかし2022年にMac miniが更新されることはもうなさそうです。もしこのまま2023年もMac miniの新しいモデルが出なければ、いよいよMac miniがフェードアウトしてしまうのではないかと心配する声が増えています。
まだ心配の段階ですが、時間が経過するごとに疑念に変わっていく気がします。Appleのデスクトップ型MacにはMac Pro、Mac Studio、Mac miniの異なるコンセプトの製品ラインがあります。これを整理することも考えられ、その過程でMac miniが廃止へと進むのか、ミドルスペック路線へと進むのか、それとも現行路線を踏襲して更新されるのか、2023年には判明するのではないでしょうか。