Apple Intelligenceに必要な容量は4GB(iOS 18.1とは別に)

AppleはiOS 18.1から独自のAI機能であるApple Intelligenceを搭載します。現在iOS 18.1はベータ版がテスターやデベロッパーに配布されている段階ですが、正式版のリリースを前にAppleはApple Intelligenceに必要な本体の容量を発表しています。(This is how much iPhone storage Apple Intelligence will require

iOSとは別に4GB

Appleが発表した文書ではApple Intelligenceを使うにはiOS 18.1とは別に4GBが必要となっており、かなり大きなアプリと一緒くらいの容量が必要になることが説明されています。Apple Intelligenceはローカルで処理されるもの、クラウドで処理されるものとが併存しており、ローカルで処理する部分で相当の容量が必要になるのかもしれません。

ちなみにiOS 18.1で公開されるApple Intelligenceは英語版であり、来年中までに公開される日本語版ではさらに容量が必要になるかもしれません。またApple Intelligenceの機能は順次追加されていくとされており、それごとに必要な容量は大きくなっていく可能性があります。

現在Apple Intelligenceが対応しているiPhone 15 Pro、iPhone 16、iPhone 16 Proの最低容量は128GBであり、使い方によっては不足が出てくるかもしれません。iPhoneに沢山のデータを保存するよな使い方をしているユーザーでApple Intelligenceをゴリゴリ使いたいなら256GB以上(かもっと大容量)のモデルを選択するのが賢いのかもしれません。

Mac、iPadに言及なし

Appleが発表したApple Intelligenceの必要容量はiPhoneのものだけです。M1チップ以降を搭載したMacやiPadでもApple Intelligenceは使えるのですが、これらデバイスについて必要な容量についての言及はありません。そこに大きな意味があるのか、単に発表されていないだけなのか、現時点では不明です。

私は古いiPhoneしか持っていないので、当面はMacかiPadでApple Intelligenceを体験することになりそうです。iPadOS 18.1が公開されれば言語設定などを変更してApple Intelligenceを体験しようと思っています。その準備のためにも早めに必要な容量が告知されれば助かります。