9年前に発売されたプロジェクター「LSPX-P1」という選択肢

7−8年前、渋谷にあるソニーの特別展示スペースでXperia Touchを体験して、それ以来、プロジェクターとApple TVは相性がいいんじゃないかなぁと漠然と考えていました。そこから長い年月が経過し、2台目のHomePod miniを購入したことや壁紙を貼り替えたこともあり、再び超短焦点プロジェクターへの興味が復活してきていました。

9年前発売 LSPX-P1

コンパクトで壁に近く設置できる超短焦点プロジェクターは今でも複数のメーカーが最新モデルを揃えています。ただ価格は安いもので5万円程度、本格的なものになると15万円以上になります。試しに買ってみるのには少し高く、過去の記憶を辿ってあの時のSONYの長短焦点プロジェクターをメルカリで探しました。

もちろんメルカリでXperia Touchも多数出品されているのですが、同時に一世代前の白いプロジェクター「LSPX-P1」も魅力的に見えました。LSPX-P1にはタッチ操作機能はないものの。基本的な性能は十分で自分の白いHomePod miniとも相性が良さそうです。結局のところ実売価格も安かったこともありXperia TouchではなくLSPX-P1を買うことにしました

メルカリで数週間出品状況をチェックしていると状態のいい商品が1万円台で出品されているのを発見(通常は3万円前後で販売されており、2万円台前半なら売れています)し、購入してさっそく設置しました。

Apple TVと接続

LSPX-P1はHDMIの映像入力端子と内蔵スピーカーが搭載されており、外部入力された映像を投影して音声は内蔵スピーカーで再生できるようになっています。ただスピーカーは申し訳程度のものでしかなく、音声はApple TVからHomePod mini(2台設置してステレオ再生にしています)に出力します。これでコンパクトな構成で大画面に投影される映像とそこそこ迫力のあるサウンドが実現します。

もちろんプロジェクターの欠点である明るい場所での再生は不得意です。そこはブラインドの閉鎖と照明の明るさ調整で対応します。自室のブラインドも照明も自動調整可能でホームアプリに対応させているので、プロジェクターを再生するシーンを設定しておきタップ一つで簡単に改善(ある程度ですが)はできます。プロジェクターの質感(白くて全面はメッシュ)とホワイトのHomePod miniとは統一感があり、それ自体が目立つことがなく映像コンテンツを邪魔しません。

使い始めてまだそれほど期間はたっていなくて細かい設定とか配置のコツとかを把握できていませんが、今のところこの組み合わせに満足しています。なおプロジェクターは光源に寿命があるため中古品を購入する際はそこに留意する必要があります。


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