PASMO(Apple Pay)は10月6日スタート

今年の8月に「年内にApple Payに対応する」と発表されていたPASMOですが、10月6日から利用可能になるとPASMO協議会が発表しました。これで関東の私鉄圏内のユーザーはより便利にApple Payを使えるようになりそうです。

Apple Pay

定期券とオートチャージ対応カード

PASMOとSuicaは相互利用が可能であり、PASMOを採用する私鉄、地下鉄もApple Pay(Suica)で乗車できます。そのため私鉄利用者でもApple Pay(Suica)を使って鉄道を利用することは多く、その便利さの恩恵は受けてきました。しかしPASMOをメインに使っているユーザーにとってはApple PayのためにSuicaの残高管理をする必要があり、少し不便だったのは確かです。

交通系電子マネー

また通勤や通学で私鉄、地下鉄路線のみに乗車する場合(JR線に乗り継がない場合)、Apple PayのSuicaに定期券情報を記録することはできず、こうした定期券を使う利用者はカードタイプの定期券を持ち歩く生活が続いていました。しかし今回PASMOがApple Payに対応することでそうした不便は解消されると予想されます(定期券対応についての詳細は未発表)。

pasmo

またSuicaは残高オートチャージに対応したクレジットカードが少なく、残高が少なくなればSuicaアプリかWalletアプリから手動でチャージするのが一般的です。一方、PASMOは比較的オートチャージに対応したクレジットカードが多く、関東圏の私鉄沿利用者にとって、10月6日からApple Payがより便利になるのは間違いありません

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