今回のiPhone 5をきっかけにauのiPhoneにしよう、という人も多いでしょう。ソフトバンクの新iPhoneの予約とは少し異なる部分があるので、auのiPhone 4Sの流れについて憶えている範囲で書いてみます。
予約開始はiPhone 4S発表（5日未明）の週の金曜日（7日）、16時からでした。予約可能な店は大型家電量販店と比較的大きなauショップに限られていました。ソフトバンクのようにどこのショップでも予約できたり、オンラインショップでの予約も不可能でした。
僕は仕事が終わって18時頃に店に着いたのですが、そこで待ち時間（15分くらい）の間に予約表を記入するように言われました。住所、氏名の他に希望のストレージ容量、色、クレジットカード番号を記入しました。カード番号は決済用じゃなくて個人の識別用（大量の予約を防ぐ意味）だったと認識しています。手続きは至って簡単で、待ち時間も含めて30分くらいだったかと。
| ひっそりその時を待つauヨップ （Flickrより nakanishiakihitoさん撮影） |
その時の説明では「発売日当日にお渡しできます、もしできない事情が発生した場合は電話させていただきます」とのことでした。思った以上にあっさり終わったので、ショップの人に予約、問い合わせは多いですか？と聞いたところ「本当に大変で、対応しきれないくらいです」と嬉しい悲鳴って感じでした。
そして発売日、またも仕事終わり、一足遅れてショップに到着。会社でソフトバンクの混乱（システムダウンなど）の情報を見ていたので心配でしたが、auショップは混雑しているものの混乱はしていませんでした。お客さんの大半はiPhone 4Sの購入だったようですが、これも待ち時間30分ほどで、購入手続きに入れました。カウンターの後ろには大量のiPhone 4Sが積まれていて、iPhoneの人気を垣間みた気がしました。
行列ができたり、システムダウンで混乱したりせず、スムーズに販売するのはいかにもauらしいと感じました。販売店を絞ったことで、本当に当日買いたい人だけが遠くのショップまで行って予約したため混乱しなかったのかもしれません（単純に仕入数が多かったから、かもしれませんが）。
結局、予約が必要だったことを除けば手続き時間や待ち時間は普通の機種変更と同じでした。今回はもう少し混雑する可能性もあるのですが、去年のことを考えるとソフトバンクショップほど混乱することはないかもしれません。また前回は当日分を用意できていたショップもあったようですが、今回も当日に購入したいなら予約するのが確実でしょう。