iPhone 5はLTEに対応して、日本ではソフトバンク、KDDI 、そしてもしかしたらdocomoのLTEネットワークで利用できると考えています。確信はないのですが、キャリアの動向から状況証拠は揃っているとは思います。そして今日、WSJも「New iPhone to Support LTE」で「iPhoneのLTEが（世界中どこでも使えるようにはならないものの）北米、アジア、ヨーロッパでの利用は可能」と報じています。
またこの記事中で世界のLTE事情が書かれていますが、世界でLTE利用者を確保できているのはアメリカ（北米）、韓国、日本とされています。ヨーロッパでは北欧の一部や大都市のほんの一部でLTEが利用できるにとどまっている、とも書かれています。さらにLTE対応はAppleの宿敵であるサムスンとの競合上も重要だと書かれています。
これらの事実はiPhone 5が日本でもLTEに対応する可能性が非常に高いことを示唆します。日本のLTE加入者はdocomoがその大半を抱え、Androidやサムスン端末の競争力を強める要因になっています。競争相手に対抗するため、Appleは日本でもLTEに対応する必要があると考えるのが自然です。対応周波数は2GHz帯でしょう、KDDIとソフトバンクがこの春から急ピッチで整備している周波数です。
そしてここからは確度0.5％の妄想。
| iPadが日本でもLTEに対応すれば 用途はかなり広がるでしょう |
9月12日の発表会で、もしかしたらiPadのリニューアルがあるのでは？との噂をネット上で見かけます。薄くなる、バッテリーの持ちが良くなる、なんて書かれていますが、僕はLTE対応国が広がるのでは、と予想します。iPhone 5に搭載される通信チップをiPadに流用することで日本でもLTE iPadが出てくるのではないでしょうか。そのときにはKDDIからもiPadが販売される可能性も十分に考えられます。まあ、妄想から妄想を生んだ予想ですが。