iPhone LTEのエリアはXiより一回り小さめから?

iPhone 4G(次期iPhone)が2GHz帯でのLTEに対応するとの噂はもはや確定的に語られています。というかこのブログではほぼ確定として話を進めています(ただApple関連のスペック予想は全て信頼度50%くらいって気持ちで受け流すのがベストです)。

で、そのLTEですが、サービス開始時点でどのくらいのエリアになるのでしょうか。毎回、基地局情報を参照させていただいている「http://www6.atwiki.jp/k-p/」によると、8月2日時点でソフトバンクで9,304ヶ所、KDDIは3,468ヵ所で免許を取得しています。おそらく両社ともにあと4〜5千局ほどを積み上げてiPhone 4Gの販売開始を迎えるのではないでしょうか。免許をとってもすぐに稼働状態になるとは限らず、また出力もマチマチなので免許数とエリアの充実度は比例しにくくなっています。

しかし大体の想像をして楽しむのは自由でしょう。今回は同じ2GHz帯の電波を使っているドコモのXiと比べてみようかと思います。

関東地方のドコモXiエリア

現在ドコモのXiは関東地方で5,392ヵ所の基地局が免許を取得しています。それでエリアは右の写真のようになっています。これを見るとエリアは3Gよりもかなり狭く、エリア内にも穴が多くあるという印象です。しかし、iPhone 4GのLTEエリアはさらに狭くなりそうな気配です。

関東地方のソフトバンクのLTE基地局(免許数)は2,905ヵ所(8月2日時点)、KDDIは2,185ヵ所(同)となっています。おそらくサービスインまでにこの地方だけでもそれぞれ1,500〜2,000局ほど積み上げてくると思われますが、それでもXiには敵いません。要するに上記エリアよりさらに狭い範囲がLTEエリアとなるのではないでしょうか。そして今のペースなら年内には現在のXiに肩を並べられるくらいにはエリアを充実させる事ができるのかもしれません。もちろんその頃にはXiはさらにエリアを充実させてそうですが。

 iPhoneのLTEが2GHz帯のみをサポートするなら、当面、iPhoneでは大都市とその周辺でのLTEサービス対応ってのは間違いなさそうです。

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