iOS8.1で実装されたiCloudフォトライブラリはかなり便利です。OS X10.10.4の登場でMacとの連携も良くなり、写真管理はかなり簡略化されました。それに手元のiPhoneから過去の大量の写真にアクセスできるのもありがたいです。
この設定でiPhoneにはサムネイルだけが保存されます |
夏休みの計画を立てるとき、数年前に行った砂浜の写真を家族でiPadで見返して、そのとき泊まった宿の写真を確認しながら旅程を計画できました。友人と久しぶりに会ったとき、前に会ったときの写真もiPhoneから見ることができました。iCloudフォトライブラリを使えばMacに保存されている写真やiPhoneで撮影した写真全てにアクセスできます。
旅行やイベントぐらいでしか写真を撮らないのですが、それでも7年分で1万2千枚の写真が保存されています。iCloudの設定から確認したところ61.3GBの写真が保存されているようですが、16GBのiPhoneにこの写真を保存するのは物理的に無理です。しかしiCloudフォオトライブラリがあれば、全ての写真にiPhoneやiPadからアクセスできて閲覧できます(要通信)。
また大事な思い出の写真はiCloud上に保存されているだけでなく、MacとTimeCapsule内に保存されていて、自動的に複数のバックアップが作成されている状態にあり、データが消えてしまうリスクを低減できます。
ただ有料なのは玉に瑕です。iCloudフォトライブラリを便利に使うにはiCloudの有料ストレージプランは必須です。僕の場合、写真データだけで60GB以上あり、その他のデータも含めると100GBくらい使っていて、月額400円を支払う必要があります。これはできれば安くして欲しい料金です。