14日、Apple Payのサービスが米国に続いてイギリスでも始まりました。すでにスーパーやファストフード店、カフェなどでの利用が可能になっています。日本のAppleユーザーとしてかなり羨ましいです。財布を持たずにiPhoneとApple Watchだけで外出できるのは便利そうです。
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| イギリスでのApple Pay対応店舗 |
しかし日本ではいつになったApple Payが使えるようになるのでしょうか。日本の少額決済市場では既に電子マネーが普及していて、Apple Payが入り込む隙間がほとんどありません。そのためAppleがよっぽど積極的にサービスを普及させようと考えていない限り日本での利用は当分（かなり長い期間）無理だと予想します。
とはいえ希望もあります。日本でも実はApple Payが利用できます。もちろんアメリカで発行されたクレジットカード（デビットカード）を持っていて、さらに国内に殆どないマスターカードのPay Pass対応店舗の一部で、という制限付きですが利用できます（こちらが詳しい：「Apple Pay」を国内で使えるか試してみた）。
このPay Passの決済端末が多くの店舗に設置されれば、あとはクレジットカード側（とApple）の対応でApple Payは利用可能となります。またPay Passはドコモと提携しており、ドコモのクレジットカード「iD」では一部の対応スマートフォンが海外のPay Pass利用に対応しています。
決済端末普及が進み、これに加えて国内で各方面に大きな影響力を持っている通信キャリアの協力があれば、もしかしたらApple Payが日本でも使える日がくるのかもしれません。