来月13日から始まるAppleの開発者向けイベント「WWDC」ではiOS 10やOS X10.12が発表されると見込まれています。しかしここ最近、これらOSよりもSiriの機能拡張に注目が集まっています。
他社アプリにも機能解放か
Siriは現時点でAppleがリリースするアプリに関する操作が可能です。iPhoneで電話したり、メールアプリでメールを送信したり、地図アプリで経路案内を設定したり、タイマーやアラームの設定をしたり、明日の天気を聞いたり、基本的にAppleのアプリに限って操作ができます。
このSiriがサードパーティー製のアプリにも解放されればアプリはさらに便利になります。Siriを経由してタクシーの配車アプリからタクシーを呼んだり、エクササイズアプリでランニングやサイクリングの記録をつけたり、航空券の予約を確認したり、撮影した動画をその場でVineに投稿したり、できそうなことはたくさんあります。
ホームアシスタント端末の発表もあるか?
このSiriをさらに便利にするものとして「ホームアシスタント端末」も開発中であるとの情報があります。リビングの真ん中に置いて、Siriを使ってテレビを操作したり、エアコンの温度を調整したり、買い物をしたり、音楽を聞いたり、そんな製品が想定されています。上の写真は先日発表されたGoogleのホームアシスタント端末「Google Home」dエスが、Appleのホームアシスタント端末もこんな感じになるのでしょうか。
もしSiriの進化とホームアシスタント端末の発表があるとすれば、WWDCの主役は明らかにSiriになると思われます。そう考えてWWDCの案内画像を見ると、ここに記されているアプリがSiriに対応するのでは?と予想もできます。面白そうです。