「Siriは恥ずかしいから外じゃ使わない」という調査結果

Creative Strategies社が実施した調査で、アメリカのiPhoneユーザーの98%がSiriを使ったことがあるにも関わらず、そのうち公共の場で使ったことがある人の割合はわずかに3%で、その理由は「恥ずかしい」からという結果が出ています。(調査結果:英文)

確かに外では使いにくい

Siriを屋外で使う場合、周囲の喧騒に負けないくらい大きな声で話しかけなければいけません。恥ずかしがって小さな声で話しても、全く反応しません。喫茶店のように比較的静かな場所でも、結構大きな声で話しかける必要があります

そのため外で使うのは勇気がいります。さらに周りの人にSiriとの会話を聞かれると、何をやっているのか丸わかりなのも困ります。「xxにメール」とか「近くの銀行は?」とかSiriと話しているのを聞かれるのは気持ちのいいものではありません。周囲で聞く方も「何やってるんだ?」って感じであまりいい気はしないかもしれません。

かといって家でも使いにくい

喫茶店や電車内では使いにくいのはわかるのですが、かといって家で家族に聞かれるのも恥ずかしいものがあります。結局、車の中とか徒歩での移動中がSiriを最も多く使うシチュエーションになっています。Siriがめちゃくちゃ便利と感じる状況は限られます。

例外的にずっと手袋をしているスキー場ではiPhoneの操作をSiriでできるのは良かったですが、あくまで例外です。iOS 10からはSiriが進化すると言われています。しかし周囲の目を気にするユーザーは進化しません。Siriと話していても恥ずかしくないと思える時が、本当にSiriが便利になる時なのかもしれません