iPhone SEが発売になったのが3月31日、そこから70日以上が経過しているのですが、iPhone SEの品薄は解消していません。Apple Online Storeでも量販店でも品切れが続いています。
Online Storeは2-3週間待ち、量販店は2ヶ月待ちも
6月9日時点でApple Online StoreでiPhone SEを注文した場合、発送まで「2-3週」と表示されています。今注文しても手に入るのは6月末頃になる計算です。もうずっと品薄が続いています。
また量販店でもヨドバシカメラの予約・在庫状況を見ると、店頭在庫は0です。予約待ちの状況も厳しく、4月2日に予約した人がようやく受け取れるようになったモデルもある状態です。今から注文してもモデル・キャリアによっては2ヶ月ほど待つことになるかもしれません。
Appleに品薄解消の意志なし?
iPhone SEの品薄は日本だけではありません。アメリカのオンラインストアでも同様の品薄が続いており、世界的にiPhone SEの供給が追いついていない状況です。
しかしAppleがiPhone SEを増産するというニュースは伝わってきません。インチ画面の人気はAppleが想定した以上だったと思います。しかし人気が高いからといって、増産体制を確立しても、今予約中の人に行き渡ってしまえば、再び生産規模を縮小する必要があります。そこまで費用をかけてiPhone SEを売ろうという気はないのかもしれません。
iPhone SEの本体は安く、Appleの利益は低いと考えられます。また画面が小さいことからコンテンツ購入やアプリダウンロードも他のモデルより少なくなると思われます。AppleがiPhoneで確立した収益モデルからiPhone SEは少し外れます。AppleがこのイレギュラーなiPhoneに注力しないのは自然なことかもしれません。