本日、「MACお宝鑑定団 blog」がApple Watchの世界での発売時期の概要を掲載しています。どうやらAppleのWebサイトの記載は、アメリカとそれ以外の発売予定国、さらに発売未定の国の3グループに分かれているようです。アメリカでは先日のクックCEOの発言通り、今年4月に出荷が始まるようですが、それ以外の国の発売時期は未だ未定としています。
また「噂」として日本を含むアジア圏では秋頃に発売としており、かなり発売時期が遅れる情報があるようです。「MACお宝鑑定団 blog」は国内のApple関係の情報では信憑性が高く、秋頃発売という残念な噂も確度の高い情報として扱っていいかもしれません。これまでもApple関係の噂が先走って広まった際に、MACお宝鑑定団blogが「噂」として出所不明の正確な情報を出すことがありました。今回もそれに該当しそうです。
この情報が正しいとすれば非常に残念です。アメリカ版の輸入という手段もありそうですが、電波を発する機器のため日本での認証がなければ原則として使えません。技適認証が取られていなければ、日本のユーザーは指をくわえて秋まで待つしかありません。ただ、秋まで遅れることはデメリットばかりではありません。
Apple Watchのベータテストをアメリカのユーザーがやってくれると考えれば、日本での発売が遅れるのも悪くなさそうです。なにしろ初物なので機能的に足りない部分（バッテリー容量、GPS、セルラー通信など）、不具合、予想もしなかったような欠点が出てくるはずです。アプリとの連携も最初はうまくいかないでしょう。僕としてはそうしたものも楽しみたかったわけですが、どうせ秋まで発売が遅れるなら、より完成形に近づくであろうApple Watch2を待とうという気になってきました。