今日、お昼にあったauの発表会では新しいVoLTE対応スマートフォンやINFOBARの最新機種が発表されるなど、なかなか見所の多い発表会でした。ただ発表された新機種は時代を切り取るような先進的な機種というよりも、機能面でもスタンダードなスマートフォンだった印象で、全体として地味な感じは拭えませんでした。
そして地味さを更に強調したのが、シニア向けスマホと子供向けスマホ、Androidケータイ(スマケー)の発表でした。僕はついつい最新機種、最新機能に注目してしまうのでこういう機種の発表は地味と感じてしまいます。しかしスマートフォンが普及していく中でこうした入門機種は必要不可欠であり、スマートフォン市場もここまで来たか、という印象も同時に受ける発表会でした。
入門機種でスマートフォンを手にしたシニア層の一部は最新スマホを入手することになります。そうしたシニア層向けのサービスやアプリも今後は多くリリースされるのではないでしょうか。また小さな時から子供向けスマホで育ったユーザーが、成長するに従って僕らが想像もつかない使い方でスマートフォンを活用するようになるかもしれません。スマートフォンユーザーの広がりはスマホ自体の可能性の広がりであり、非常に楽しみです。
ついつい最新のiPhoneの機能やAndroidの性能などに目を奪われがちですが、スマートフォンユーザーの広がりを助ける機種というのも重要な存在だと気付かされました。