Apple Watchのバッテリー持続時間、かなり改善されてる?

Apple Watch発売当初、カタログ値でバッテリー持続時間は18時間とされ、その短さが批判されました。腕時計を毎日充電するなんて、という声が多かったのですが、Apple Watch Series2でもカタログ値は18時間のままです。しかし実際に使用したところ、かなりバッテリー持続時間が改善してる印象を受けます。

これまでのApple Watchは1.5日持続

Apple Watchを1年半使ってきて、自分の使い方でのバッテリー消費の傾向が把握できるようになりました。主な用途は時間確認、通知、アクティビティログですが、初代は朝の8時に100%の充電状態だと夜の20時には約60%まで減ります。寝てる間に充電を忘れると、翌朝45%くらいになていて、充電せずに8時から20時までつけるとバッテリーが0になります

公称18時間のバッテリー持続時間ですが、僕の使い方なら24時間くらい使えました。毎日寝てる間に充電しておくので、バッテリー容量に不満はなかったです。そして何より、充電を忘れても次の日もギリギリ使えるのがよかったです。

バッテリー容量35%UpのSeries2

Apple Watch Series2ではバッテリー容量が35%ほど大きくなっています。その分持続時間が長くなるかと思ったのですが、カタログ値は初代と同様に18時間のままです。しかし僕の使い方では明らかにバッテリーの減るスピードが遅くなっています

朝8時から20時まで初代と同様の使い方をしてもバッテリーは80%ほど残っています。また夜に充電を忘れても、朝の残量表示は65%くらいです。そのままつけていっても夜でも十分にバッテリーは残っていると予想されます。

バッテリー容量にかなり余裕ができた印象です。バッテリー消費は利用スタイルの影響を受けやすく、誰もが同じ印象を持つことはなさそうですが、ネットメディアのレビューでもバッテリー持続時間の向上が取り上げられています。

Apple Watch Series2の部品iFixitより

バッテリー持続時間の改善要因はいろいろ考えられます。搭載されているバッテリー容量の増加ももちろん一つの理由です。Apple Watchがハード的にもソフト的にも電力消費を抑えられるようになっている可能性もあります。また僕の初代Apple Watchのバッテリーが使用期間が長くなるにつれて劣化していたことも、印象に影響しているかもしれません。

毎日充電する習慣がついたApple Watchなので極端なバッテリー持続時間は必要ないかもしれません。ただ1泊の旅行や出張に充電器を持っていかなくていいとなるなら、便利になると思います。