iPhone 7 Plusを購入して約1ヶ月、バッテリーの持続時間に不満はありませんが、充電に時間がかかるなーと思っていました。バッテリー残量が100%になるまでに結構な時間がかかり、充電速度が遅いという実感はありました。この僕の実感が調査でも裏付けられました(Fastest charging phones (2016 edition))。
フル充電まで3時間以上
phoneArenaが実施したバッテリー充電時間の比較調査で、iPhone 7 Plusは今年発売された主だったスマートフォン16機種中、最下位となる198分を記録してしまいました。残量0%から100%までの充電に3時間18分かかる計算です。機種によってバッテリー容量が異なるため、早い遅いがあるのは当然ですが、他の機種に比べてバッテリー容量の小さなiPhoneでこの遅さは特筆すべきかもしれません。
僕も充電速度が遅いので、100%になる前に外出しなければいけないケースも多くあります。また寝てる間に充電していても、夜中に目が覚めて時計を見た時「まだ100%じゃないのか!」と驚くことが多くあります。調査ではiPhone 7 Plusよりバッテリー容量の大きなSamsung S7 Edgeの倍以上の時間がかる結果となっています。充電時間は安全な範囲で短ければ短いほどいいでしょう。iPhone 7 Plusの充電速度はやっぱり遅い印象です。
バッテリー容量には不満なし
iPhone 6sではバッテリー持続時間に大きな不満がありました。バッテリーの状態を見るアプリではバッテリー自身が消耗していることが表示されていました(下のスクショ)。公式にも持続時間が短いことを認めて、バッテリーケースも販売されるほど出た。しかしiPhone SEを経てiPhone 7 Plusに機種変更しているのですが、この2機種でバッテリー持続時間に不満を感じることはありません。
Plusなのでそもそも搭載できるバッテリー容量が大きいことも影響していると思われますが、現時点でバッテリー持続時間は十分満足できる水準だと思います。朝に100%で家を出て、1日ずっと使っても30%くらいは残っています(だいたいですが)。iPhone 6sの時は昼間に一度100%に充電しなおして、それでも夜には数%にまで残量が減っていたので、それに比べればかなりの進歩です。
ただ充電速度が遅いのは欠点であることは確かです。ソフトウェア的に改善できるならどこかのタイミングで改善してほしいと思います。