Appleが昨日発売した「Designed by Apple in California」は高価な写真集であるにもかかわらず、さっそく初回出荷分は完売となったようです。既にOnline Storeでは「1-2週」待ちとなっています。
300ページで450点の写真を収録
Appleが写真集を製作・販売すると聞いて、どのような形になるか興味がありましたが、同社の製品(さらに製造工具まで!)のデザインを網羅的に収録するかなり内容の濃い作品になっているようです。300ページもの分厚い写真集はAppleファンなら眺めているだけで時間が経つのを忘れそうになるでしょう。
製品のポイントとして「300ページ、450枚のフルカラー写真、ハードバックのリネン製表紙を持った2つのサイズ、Jony Iveによる序文、280線のスクリーン印刷、ドイツで特別に製造された紙、マットシルバーの縁取り、ゴーストが発生しにくいインク」なんて書いてしまうのもAppleらしくて面白いです。
なお販売はAppleが行い、書店では販売されません。写真集にはISBN番号が付与されていることから、いずれ国会図書館でも閲覧できるようになるでしょう。また時間はかかるかもしれませんが、地域や大学の図書館でも蔵書として収蔵するところも出てくるでしょう。写真集は高額でなかなか簡単には購入できm線が、図書館などでAppleのデザインの集大成を誰でも簡単に閲覧できるようになればいいと思います。
店頭販売はApple 銀座のみ
日本でこの写真集が店頭販売されるのはApple 銀座のみです。Apple 銀座がまさにAppleの20年を見つめて来た存在であることから、この場所が選ばれたのでしょう。Apple 銀座は同社最初の国外店舗であり、Appleの歴史の一部になっています。その店でこの写真集を閲覧するのもなかなかいいかもしれません。
ちなみに昨日はApple 銀座でも「Designed by Apple in California」の販売はないかもしれない、と言われていたのですが、夕方になって入荷したようです。入荷時は拍手で迎えられ、写真集は専用の展示台に置かれています。僕も近いうちに観に行こうと思います。