iPhoneの新モデル発売前、国内通信キャリアは暗にiPhoneを意識したネタを投下してくれるのですが、今年はどこも静かです。あえて言うなら、なぜか下り最大165Mbpsのキャリアアグリゲーション開始をアナウンスしたソフトバンクですが、これはiPhoneがカテゴリ4（LTEは下り最大150Mbps）にしか対応しないとの有力な噂があるためスルーされています。
昨年はauがiPhoneがBand18に対応することを匂わす説明会を実施して、より広いLTEが使えるiPhoneという印象を獲得できました。今年もauにはVoLTEという目玉があるはずなのですが、auからは音沙汰なしです。これまでiPhoneがVoLTEに対応するという直接的な証拠は出ていません。しかし多くの関係者の発言、リーク情報は「対応」の方向を向いており、一応、対応という方向で噂がまとまっています。
ただ、ここまでauが静かなのは不安です。社長が「しかるべき時期に発表する」と言って以来、沈黙が続いています。もちろんiPhone 6の発表はしかるべき時期にはぴったりです。活発にフィールドテストが行われているという噂もあります。また先日発売されたHTC端末もアップデートでVoLTEに対応するようです。あとauは「au VoLTE」との商標をすでに取得しています。あのおしゃべりな社長が沈黙を続けているのも事実です。
状況証拠はiPhone 6発売と同時にVoLTEサービスインに向いているのですが、それにしては情報が少ない感じです。うーん。どうなるのか。