Appleは開発者、パブリックベータテスト参加者に対してiOS 10.2 beta5を配信しています。iOS 10.2 beta4が今週はじめにリリースされた直後のbeta5リリースは来週の正式版公開の前触れの可能性があります。おそらくbeta5がそのままiOS 10.2の正式版になるのではないでしょうか。
iOS 10.2公開は時期的にも来週が有力
Appleは昨年iOS 9.2を12月9日に、一昨年iOS8.1.2を12月10日にリリースしています。12月にiOSの更新を行う場合は上旬というのが定着しつつあります。これはホリデーシーズンにはiTunesのアプリ審査が休業となるためであり、開発者の不具合修正に余裕を持たせるためとも言われています。
iOS 10.2も来週中にリリースされる可能性が高そうです。そして今日配信されたiOS 10.2 beta5のビルド番号で正式版として一般公開される流れになるのしょう。ベータ版をそのまま正式版とする公開方法はiOS 10.1の時にも行われています。
シャッター音量が低減しスクショ音を消せる
iOS 10.2の最大の注目点はスクリーンショット音を消せる機能です。日本ではカメラのシャッター音(カシャって音)は消せず、スクリーンショット撮影時にも同じ音がなるように設定されていました。しかしiOS 10.2ではこのスクリーンショット音の音量が調整できるようです。またカメラのシャッター音も小さくなるようで、多くの人が望んだ改善が盛り込まれているようです。僕もこれには期待しています。
そのほかにもiMessageのメッセージを飾る効果が増えたり、絵文字の数が増えたり、おそらくセキュリティ面での修正も含まれるでしょう。たまにある更新時の不具合は木になるところですが、アップデートして損のないバージョンになっていると思います。