Appleの製品やサービスについて真偽の定かでない噂が多数出てくるのですが、昨年の後半から年末にかけて期待したい噂が二つ出てきていました。「Apple Musicの値下げ」と「iPhone 7に光沢ホワイトモデル追加」です。しかしこれらには続報がなく、ガセだった可能性が高くなりつつあります。
「ホリデーシーズンにApple Music値下げ」
音楽のストリーミング配信業界の関係者からの情報としてAppleがApple Musicの値下げを検討しているとの情報が出てきました。確かに他社との競合上、また有料会員数を確保する上で月額料金の値下げは間違いではなく、比較的現実性の高い情報として報じられました。情報ではホリデーシーズンにも20％ほど値下げされ、新たな会員は3ヶ月の無料期間終了後から値下げ後の料金が適用されるとされていました。
しかし実際に12月に動いたのは学割（4年生の大学、もしくは大学院在学中の学生が対象）の適用国拡大でした。日本も学割の対象国に追加され、学生であれば月額料金は480円となっており、他のサービスに比べても格安な料金で利用が可能になりました。もしかしたら業界関係者は、この学割対象国の拡大を「値下げ」と勘違いしてニュースサイトに情報を提供したのかもしれません。
「iPhone 7に光沢ホワイトモデル追加」
iPhoneの新色については海外情報メディアよりも早く正確な情報をキャッチしてきたMacお宝鑑定団Blogが「iPhone 7にジェットホワイトモデルを追加」と報じたのが昨年の11月でした。名称がジェットホワイトになるかは不確かですが、光沢のあるホワイトモデルが追加されるとの情報は世界中を駆け巡りました。
Could this be the Jet White iPhone 7? pic.twitter.com/pHoDiZ63ON
— Sonny Dickson (@SonnyDickson) 2016年12月27日
その後、Apple関連の未発表情報を多数リークしてきたSonny Dicson氏がホワイトモデルの動画を掲載したことで、その登場に期待が広がりました。しかし1月20日時点でホワイトモデル追加に関して新しい情報は出ていません。この時期により具体的な追加情報が出てこないとすれば、もう次のiPhone 7sまで新色の追加は見送られる気がします。
iPhone 7へのホワイトモデル追加はiPhone 7sの試作品か何かの情報がどこかで「iPhone 7に新色追加」と尾ひれがついてしまったのではないでしょうか。ホワイトモデルには期待しているのでまだ様子を見たいですが、もう諦め気味です。