12インチMacBookにTouch Bar搭載モデルは出るのか?

昨年の10月に発表されたMacBook Proにはファンクションキーの新たな形としてTouch Barが搭載されました。Touch Barへの評価は分かれるものの、使いにくいとする人はあまり多くありません(評価の低い理由の多くは対応アプリの少なさです)。2017年の注目はこのTouch BarMacBook(またはMagic Keyboard)にも搭載されるかどうかです。

Touch Barの有無で重さは変わらない

MacBookの最大の特徴はその軽さです。MacBookの軽さに慣れてしまえば、MacBook Proを持つと「ずっしり」とした重さを感じてしまいます。もしTouch Barが搭載されれば、この軽さ犠牲になるかもと考えたのですが、Touch Barの有無で重さは変わらないようです。MacBook Pro13インチにはTouch Bar搭載モデルと非搭載モデルが用意されており、双方とも1.37kgで同じ重さとなっています。

軽さを犠牲にすることがないならMacBookへのTouch Bar搭載も十分に考えられます。あえて障害になる点があるとすればバッテリーの持続時間になるかもしれません。とはいえMacBook Pro13インチのTouch Bar搭載モデル、非搭載モデルもスペック上のバッテリー持続時間は同じです(厳密には同じではないと思いますが)。MacBookへのTouch Bar搭載の障害になるものは少ないと思います。

MacBookへのTouch Bar搭載は自然な流れ

AppleはTouch Barを世紀の発明としてプロモーションしています。確かにキーボードの使い勝手を向上する転換点になるとは思いますが、対応アプリ、利用者が少なければ世紀の発明も宝の持ち腐れになります。Touch Barは多くの人に利用されてこそ、世紀の発明になり得ます。そのためにもMacBookへのTouch Bar搭載は必須だと考えます。

またTouch Barの右端に搭載されているTouch IDApple Payの普及を助けるでしょう。またTouch Barの利便性が高まれば、Macの競争力はさらに上がるでしょう。Appleの事業戦略の面から見ても、Touch Bar搭載を多くの機種に広げていくことは自然な流れだと思います。次に更新されるMacBook(そしてMagic keyboard)にはTouch Barが搭載されると予想します。そしてこの予想が当たることをかなり期待しています