MacBook ProのテレビCM公開、AppleはTouch Barを「世紀の発明」と言いたいようだ

AppleはYouTube上に新しいMacBook ProのテレビCMを公開しています。人類が歴史上で発明してきた数々のモノをたどり、最後にMacBook ProのTouch Barにたどり着く構成になっています。AppleはTouch Barをそれほどのモノと自負しているのでしょうか。

Touch Barの実用性はどのくらいなのか

昨日から日本でも新しいMacBook Proのレビューが多くの媒体に掲載されています。それらレビューを読む限り、Touch Barの斬新さ、将来性は認めつつも、現時点での実用性については評価が低い状態となっています。世紀の発明品と比べるには少し大げさかもしれません。

macbook pro

今後Touch Bar対応のアプリがどんどん増えていくことで、その利便性は向上していくでしょう。また多くのアプリがTouc Barに対応していく中で、Appleが想定していないような使い方が生まれるかもしれません。本当の発明はそこにあると思います。Touch Barが実用的なものになるのはもう少し先、思わぬ進化を遂げた先になると考えます。

Magic KeyboardにTouch Bar搭載を期待

レビューワーの林信行氏も言及していますが、AppleがTouch Barに本気であるなら、外付けキーボード(Magic Keyboard)にTouch Bar搭載モデルを加えるべきでしょう。MacBook ProだけにしかTouch Barが搭載されないなら、対応アプリの増加スピードにも限界があります。またiMacやMac mini、Mac Proユーザーが安価にTouch Barへと移行できれば、普及に加速がつくのは間違いないでしょう。

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また幅広い用途でのTouch Bar利用を進める意味でもMagci Keyboardへの搭載は不可欠です。MacBook Proはあくまでノートブックであり、本気の作業をする人はやっぱり画面の大きなデスクトップ(iMacやMac Pro)を使います。そうしたヘビーユーザーにTouch Barを使ってもらえれば、思わぬ方向にTouch Barの用途が広がっていくかもしれません。

Touch Barの利便性向上、浸透にはMagic Keyboardへの搭載は避けられないと考えます。

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