任天堂が新しいハードとして発表した「Nintendo Switch」は充電ポートとしてUSB-Cを採用しています。これが少ない少ないと言われているUSB-C対応ディバイスが増えるきっかけになると期待しています。
充電アダプターの統一というメリット
現時点でApple製品でUSB-Cに対応しているのはMacBook ProとMacBookだけです。しかしAndroidスマートフォンにもUSB-Cに対応した製品が増えてきています。昨年発売になったGoProも充電などにUSB-Cを使います。USB-Cの対応製品は徐々に増えてきた印象です。
この対応製品の一つに数百万台は売れるであろうNintendo Switchが加わればUSB-Cの普及は一気に加速するでしょう。多くの製品がUSB-Cに対応すれば、MacBook用の充電アダプターとコードでその他の多くの周辺機器の充電が可能になります。
USB-Cの普及すればコードやアダプターも安価に手に入りやすくなるはずです。MacBookユーザーとして、USB-C対応製品の普及という面でNintendo Switchには期待しています。
USB-CのiPhone搭載も時間の問題
ある程度USB-C対応製品の普及が進めば、次はiPhoneです。iPhoneがUSB-Cに対応すればその普及は完成段階になると思います。デジカメやプリンターをはじめとした各種周辺機器もUSB-Cに対応していくでしょう。それがiPhone 7sからなのか、iPhone 8からなのか、それとももう少しあとなのかはわかりません。しかし確実にiPhoneにもUSB-C化の波は及ぶことになります。
そのとき周辺機器市場は混乱し、現行のアクセサリが利用できなくなるケースも出てくるでしょう。しかし同様の問題はDockコネクタからLightningコネクタに変更になったときにもありました。これを乗り越えるだけのパワーはまだAppleにはあるはずです。端子の変更が極端に大きな問題にはならないでしょう。