会場もタイムラインもザワついた、製品の新モデル発表なし

今朝のWWDC基調講演、2時間ずっとみてましたが盛り上がったり、盛り下がったりなイベントでした。

まずOS X 10.10の発表。新機能は便利で面白そう。iPadやiPhoneとの連携強化、iCloud Driveもこれまで以上に便利に使えそうな予感で、会場も盛り上がっていました。iMacからAppleに買収されたBeats社の創業者 Dr.Dreに電話をかけるあたり、なかなか凝った演出でした。

そして多くの人が関心を持っていたiOS8の発表。通知センターなどの改良、ボイスメッセージや動画メッセージを簡単に送れるようになるなど、こちらも楽しみな進化が多く盛り込まれていました。

会場もTwitterも「うんうん、で、次」って感じになったところで、発表は開発者向けのプラットフォームの話題へと移っていきます。開発用の新言語やiOS機能のサードパーティー製アプリへの解放など、もちろん開発者向けのイベントなので会場は興味深そうに聞き入っていましたが、Twitter上では「あれ?」って雰囲気が漂い始め、あれよあれよとイベントは終了。

結局、iMacやApple TVの新モデル発表はありませんでした。なんか拍子抜けなイベントでした。ぼくが予想していた中では、一番期待していなかったスマートホームの構想が発表されたくらいです。物足りなさがのこる基調講演でした。