さあ、次はソフトバンクの番だ

今朝、非公式ではありますがauが通話定額プランを導入すると報じられました。おそらくKDDI内からの情報源を元に書かれた記事であり、通話定額導入は確実と言っていいでしょう。月額料金もドコモ程度と想定され、VoLTEのサービス開始と同時に新プランが導入されるのでしょう。

ドコモとauは通話定額、VoLTEで足並みを揃えた感じです。そこで注目されるのがソフトバンクです。ソフトバンクは既に中途半端なプランを撤回し、「ドコモと同等、もしくは違った角度からのプラン」を提供すると明言しており、6月〜7月に発表するとしています(決算説明会での社長の発言より)。
どういうプランで来るのでしょうか。料金で勝負しにくるのでしょうか。それとも3社で横並びプランとして、iPhoneならソフトバンクというブランドイメージを前面に押し出していつも通りの戦いを繰り広げるのでしょうか。
僕は料金勝負に打って出るしかないと考えます。ソフトバンクのVoLTEは4月の段階でベンダーとメリットをしている段階と非常に遅れています(ソフトバンク中の人インタビュー)。また次期iPhoneが対応するであろう下り最大150MbpsのLTEもソフトバンクだけ提供できません。エリア面での不利を一気に挽回できるプラチナLTEの開始も遅れてしまいました。これら不幸にも重なってしまった機能上の不利を補うには、やはり料金を安く設定するしかなさそうです。

ソフトバンクは当面112.5Mbpsが最高速度に
しかしカタログスペック上で不利になっていても、実際に使えば困るほどの差がないってことはよくあります。多少カタログスペックが悪くても料金が安ければいいという人は思いのほか多くいます。なので料金競争を仕掛けるメリットはソフトバンクが一番大きくなりそうです。その意味で僕はソフトバンクの蛮勇に期待します。