ついに2月から大手キャリアのスマートフォン販売で「実質0円」がなくなってしまいました。各機種とも実質的に値上げとなり、おそらく来月にも発売になるiPhone 5seも実質0円では販売されないでしょう。
「実質0円廃止」は迷走した携帯料金値下げ論争の情けない着地点ですが、総務省も通報窓口を作るなどで抜け駆けの監視を行うようです。Appleも何か総務省に言いに行っと報道されていますが、特に顧みられることもなかったようで、iPhoneも現在より高い料金を払わないと買えなくなるでしょう。
最新機種をMNPで契約した場合でも毎月の割引を差し引いて月額1,000円くらいを負担することになるのではないでしょうか。
ここでふと思ったのですが、キャリアが実質0円を禁止されてしまったなら、Appleが差額分を実質0円にすればいいのではないでしょうか。端末代負担が毎月1,000円なら新機種購入特典として「Apple Musicを24ヶ月無料」なんてキャンペーンが想定されます。
想定されます、と言うより個人の願望ですが実際にオーストラリアではApple Musicが12ヶ月無料となるプランもあるようです。Appleがキャリアと協力して実質0円を実質的に復活させればいいのです。Apple MusicではなくiCloudの追加容量でも、毎月1,000円分のApp Storeでのクーポンでもいいかもしれません。
iPhoneの売れ行きが悪くなっている環境でこのくらいの競争はあってもいいと思います。