Apple Payが中国でサービス開始(18日から?)、日本でも登録できる?

Apple Payのサービス提供国が徐々に拡大しています。18日からは中国でも始まると銀行側が明らかにしています(Apple Pay could be coming to France this year as China launch rumored for this week)。この中国でのApple Pay開始は国内ユーザーにもちょっとした可能性があるのではないかと考えています。

今まで日本在住のユーザーがApple Payを利用するにはアメリカの銀行が発行するクレジットカードやデビットカードが必要でした。これは現地で発行を受ける必要があり、デビットカードの発行ですらハードルは高くなっていました。

一方で中国でのApple Payは中国の19の銀行が発行する銀聯デビットカード(クレジットカード)が対象となります。その提携先の一つ、中国銀行(BOC)や中国工商銀行は日本にも複数の支店があり、銀聯デビットカードの発行業務も行っています

日本支店で申し込んだデビットカードも中国で発行されるようで、Apple Payへの登録自体に問題なさそうです。ただアクティベーションで中国に電話で本人確認する必要があるとすれば、登録のハードルは高い気もします。もし6桁のPINコード入力でApple Payがアクティベーションできるなら日本人でも簡単にApple Payに登録できるカードが作れることになります。

さらにNFCで銀聯デビットカードを使える端末は中国だけでなく、オーストラリアや台湾、韓国にもあるようです。日本国内でももしかしたら中国人観光客向けにNFC端末が設置されるようになるかもしれません。またアメリカのディスカバーカード(Apple Pay対応済み)とも相互に提携しているため、もしかしたらアメリカでもApple Payが使えるようになる?なんて可能性も考えています。

中国でのApple Pay開始で日本在住者でも簡単にサービス登録できるのか、かなり気になります。ちなみに僕は旧正月前に中国銀行東京支店でデビットカードを申し込んだのですが、到着は月末以降になるようです。サービス開始直後には試せそうにありません。

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