ドコモ新プラン報道で「あの見据えたプラン」が定額扱いされていない

ドコモからのリークがあったのか、朝日新聞や日経新聞がドコモの定額料金プラン導入を報じています。内容はほぼ同じで金額も大体同じなので、情報源はドコモ側の可能性が高そうです。ドコモは報道内容には関知しないものの否定もしないお決まりのプレスリリースを出していることから、料金プランの導入は間違いなさそうです。

で、朝日の報道では「ドコモ、通話料金大幅値下げ 国内初の定額制導入へ」となっています。あれ?と思いました。ソフトバンクは「音声定額とパケット定額をパックにした新定額サービス」として定額プランを出し、ドコモよりも早い4月21日から導入します。その定額プランは朝日新聞には定額と見えなかったようです。実際、僕にも定額には見えなかったのですが、朝日は見出しで「国内初」としていて、このあたりもドコモ側の意向が反映されていそうに見える部分ではあります。

定額扱いされなかったソフトバンクの定額プラン

ドコモのプランの詳細が見えてくれば、ソフトバンクはプランの再見直しが必要になるのではないでしょうか。「通話1回5分、10分で月に50回、1000回」とよくわからない制限のあるプランと「無制限」プランではソフトバンク側がかなり不利な立場に立たされそうです。実際に支払う月額料金の差も影響しそうですが、ソフトバンクは現状のプランからもう一歩踏み込んだ改訂が必要と考えます。

さっそく料金を巡って局地戦が始まりそうな雰囲気で、3社がどこで折り合いをつけるか、注目していきたいです。