au LTE下り最大150Mbps基地局(免許)数が6,000に迫る

携帯通信各社のLTE競争は「サービスエリア」「最高速度」「通信品質」の3点で進められています。このうち最高速競争はドコモが都心部で下り最大150Mbpsエリアの整備を進めていることから話題になることが多いですが、auも負けてはいません。

先ほど公表された総務省の免許情報ではauのLTEで下り最大150Mbps(iPhone, iPadでは100Mbps)に対応した基地局の免許が5,989に達していることが確認されました。(検索結果

ただ、多くの場所で150Mbps免許と112.5Mbps免許を重複して取得しているため、実際に150Mbps基地局として運用しているかどうかは不明です(一部には37.5Mbpsと150Mbpsの重複免許もあります)。とはいえ免許数は毎回の更新(2週間間隔)で1000程度増え続けているので、100Mbps以上の高速エリアが拡大していることは間違いなさそうです。

この調子で行くと、auのLTEは地方都市(政令指定都市規模の都市も含む)では後数ヶ月程度で100Mbpsエリアとなるのではないでしょうか。一方で東京都心部では依然として下り最大37.5Mbpsから75Mbpsへの切り替え作業が進められている段階で、100Mbps以上となるのはもう少し先の話なのかもしれません(もしかすると都心部での高速化はWiMAX2+が担うのかもしれません)。