Apple、アメリカで旧機種下取り還元額を増額

やはりiPhone XS/XRは売れていないようです。先日、日本ではドコモがiPhone XRの販売価格を値下げしましたが、アメリカではApple Store(Online Storeを含む)でiPhone XS/XRを購入する際、今使っているiPhoneを下取りに出した場合の還元額を増額するキャンペーン(期間限定)を実施しています。

古い機種ほど増額大

AppleはiPhone 8の下取り額(ギフトカードによる還元額)を275ドルから300ドルに増額しました。一方でiPhone 6は75ドルから150ドル、iPhone 6 Plusは100ドルから200ドルへと増額しており、増額分は古い機種の方が大きくなっています。これは古い機種を使っているユーザーの買い替え需要を掘り起こすことが目的と考えられ、売れ行きが悪いとされるiPhone XS/XRの販売促進を企図していると考えられます。

ちなみにiPhone XとiPhone 8 Plusは増額の対象には入っていないものの、それぞれ最大で500ドル、350ドルの還元が行われます。またこのキャンペーンがいつまで続くか、日本を含む他の国でも行われるのかなどは不明です。年末商戦を前に日本でも実施される可能性があるので、今後のキャンペーン動向には要注目です。

やはり売れていないのか

Appleは今期からiPhoneなどの製品販売台数の公表を取りやめます。なので正確な販売台数は今後でてくることはなさそうで、iPhoneの売れ行きは予測するしかないのですが、その予測の範囲でiPhone XS/XRの販売は苦戦中とされています。苦戦予測は主にサプライヤーの業績や受注動向からの推測となっており、昨年iPhone Xの販売苦戦を予測したのと同じソースで、正確性はもう少し吟味する必要があるかもしれません。

ただAppleが日本で販売補助金を増額し、アメリカでは下取り還元額を増額するなど、これまであまりしてこなかった販売促進策を実施していることを考えると、販売が低調なのは事実でしょう。この低調な販売をAppleがどのように挽回するのか、また来年のiPhoneの販売価格をどの水準に設定するのか、非常に興味深いところです。