iPhone販売でドコモの反撃開始か?

iPhone 5c/5s販売から4度目の週末を迎え、販売ランキングは当初の順位から少し変わってきました。色、容量によっては当日分の在庫を持っている店舗も増えてきました。そうした状況でドコモがランキングで強さをみせています。

集計期間2013年10月7日〜13日までのランキングが調査会社BCNから発表されています。正確な順位は(携帯電話週間売れ筋ランキング)で見られますが、ドコモのiPhone 5sが2週連続で1位を確保しています。当初、ランキングで振るわなかったことを理由に「やっぱりダメか」という雰囲気が出ていたのですが、ここに来てドコモの地力が現れている感があります。

やはりドコモの既存ユーザー数は圧倒的です。KDDIやソフトバンクがMNPや純増数を競っているものの、機種販売では新規契約やMNP契約の数よりも圧倒的に機種変更の占める割合が大きいのが事実です。なので今後もドコモが上位に来るランキング構成は変わらないと予想します。

ただ、注意すべき点としてこのランキングは一部の販売店のデータを集計したまでのもので全体の動向が正確にわかるものではありません。とはいえ貴重なデータであり、「動き」を読み取るデータとしては使えると思います。在庫が潤沢になり、どこでもiPhone 5sが購入できるようになると、ランキングからも比較的正確なシェアが見えてくると思います。

量販店でも依然在庫は少なめです